タミヤ ウォーバードコレクション カモフKA-52 アリゲータ (1:72)
ロシアの攻撃ヘリコプター、カモフKA-50ホーカム。その複座型がカモフKA-52アリゲータです。アリゲータは複数で作戦行動するホーカムを指揮統制しながら地上部隊を効果的に支援する全天候型の多用途攻撃ヘリコプターとして計画されました。
電子機器類が強化された並列複座のコクピットや機体下面の回転式センサーなど機首周辺を中心に大幅な改修が加えられていますが、基本構造やシステムの70%〜80%はホーカムと共通とされています。
このアリゲータの特徴の一つはホーカムから受け継ぐカモフ伝統の二重反転式メインロータです。通常のヘリコプターが尾部のテイルロータでメインロータの強いトルクを打ち消すのに対して、二組のメインロータをそれぞれ逆方向に回転させてトルクを抑えています。
兵装類は胴体右側面に30mm機関砲2A42を一門装備、そして胴体両側のスタブウィングに装着されるAT-6やAT-X-16対戦車ミサイル、AA-8やSA-16空対空ミサイル、あるいはロケット弾ポッドなど高い攻撃能力を備えるとともに、機体の主要部には機関砲弾の直撃にも耐えられる頑丈な装甲が施され、優れた防御力も合わせ持っています。実機データ
- ロータ直径 14.50m
- 全長 16m
- 全高 4.93m
- 最大水平速度 310km/h
- 最大後進速度 90km/h
- ホバリング高度限界 3600m
- エンジン クリモフTV3-117VMA-SB3x2
タミヤのキット説明書から抜粋
キットの中身はイタラエリ製のようで、一部、あいが悪いところもありましたが、部品数もそんなに多くなく、作りやすいキットです。
いつもどおり、工作はストレート組み、塗装も説明書の指示に沿ってます。ただ、クレオスのMr.COLORを使いたかったので、特にグレー系の色（主にコクピット内なのであまり目立ちません）は目で見て似た色を探しました。
本当は、全体を光沢仕上げにしてからスミ入れをして、そして最後につや消しのトップコート、というつもりでしたが、思わずフラットブラックで塗装してしまい、さらにそのままスミ入れ、というミスをしでかしてしまいました。
でも、その結果、いい感じに汚しが入って、これはこれでOKなのではないかと思います。
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